「風と共に去りぬ」を再び見て

ここ数週間、パソコンに向かうときはずっとこの映画をながら見している。

クラーク・ゲーブルが歯が悪くて口臭がきつかったり、ビビアン・リーがもう子持ちだったりしても、

この仮想現実はすごい出来栄え。

 

インド人学生にこの映画を説明したら私の英語に問題があり、「Gone without Wind 」(風抜きで去りぬ)と解釈され、一瞬で映画が根本から変わってしまって大笑いしたことを思い出した。

まだ、インド人の視点からは「また白人至上主義か!だいたい西洋人はだな…」とインド人ならではの視点もあったっけ。

 

自分が大人になってみれば、主人公スカーレットは相当な勇気の持ち主で、頭の回転の速い人物なので、平凡な幸せの中にいるとすぐ飽きてしまうタイプなのかとわかった。

それで、自分を振り返らない獲物アシュレーを追いかける=常にわくわくヒヤヒヤ。

しかもそのアシュレーは優柔不断なダメ男=はっきり言えない。責任回避男。=スカーレットはいろいろ勝手に解釈できる隙を見る。

そして全てを承知して信頼していたメラニー。すごいな。

 

ふんふん。なるほど。

私は最後は元鞘だと思います。娘ボニーが5歳まで育つ間いい時間があっただろうし。